K06のBLOG

BlenderとInkscapeとDavinciResolveを使用する上での日記的なブログ

Inkscapeでビットマップのトレースをしなくてもいい時

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ビットマップのトレースでイラストをベクター化することが多い筆者のK06です。どうもこんにちは!

最近始めたイラストACにアップロードしている画像もblenderで作った画像をInkscapeベクター化してます。

ある時気づいたのですが、ビットマップでトレースするほどもない時が沢山あることに気づきました。

例えば画像を白黒で作った時はビットマップのトレースをする必要はありません。

結論を先にいうと、ビットマップのトレースの代わりにバケツツールを使うといいからです。

バケツツールの使い方

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使い方も簡単でベクター化したい出来るだけ高画質でクッキリ2色に塗り分けた画像をInkscapeに読み込む → バケツツールを選択 → 塗りたい所をクリックするだけです。

やってもらうとわかるのですが、ビットマップのトレースのようにPCのパワーを使いませんし、Inkscapeが不安定になって落ちることも少なくなると思います。

筆者の長年の誤解

パスの中(フィル)にしかバケツツールは使えないと勘違いしてましたが、拡張子が.pngや.jpg等のラスター画像の色が違う所でバケツツールを使うことでビットマップのトレースを使うことができます。

GIMPだと色域を選択やファジー選択で選択範囲を決めないといけないのですがInkscapeは自動でやってくれます。

しかもオブジェクトを選択していなくてもいいです。

今回のまとめ

最後に今日の話をまとめておきます。

  1. ビットマップのトレースの代わりにバケツツールを使う
  2. バケツツールだとInkscapeが不安定になりずらいしPCのパワーもさほど必要ない
  3. バケツツールは画像も塗れる

という話をしました。

色が多かったり複雑な画像はビットマップのトレースが効率的ですが、2、3色しかない場合はバケツツールを使うと早く簡単にトレースできますね。

最後まで読んで頂きありがとうございます!