K06のBLOG

BlenderとInkscapeとDavinciResolveを使用する上での日記的なブログ

Windows純正のスクリーンショットアプリ、SnippingToolでOCRが使える様になってた件

WindowsでSnappingToolを使用し、OCRで画像を文字化する記事のサムネイル画像です

こんにちは!Windows純正のキャプチャーソフト「Snipping Toolスニッピングツール」にOCRオーシーアールが実装されていることを最近になって気付いた筆者のK06です。

それまで一旦Google Driveグーグル ドライブにアップロードしたり、スマホGoogleレンズで画像の文字をコピーしてKDEConnectケーディーイーコネクトクリップボード機能でコピーしてました。

しかし検索してわかったんですが、去年(2023)の9月にはSnipping ToolOCRが使えてたみたいです。

なんかアイコン少し増えた気がするなー程度に思ってましたがまさかOCRとは思ってませんでした。(もっと早く試してみればよかったです)

というところでSnipping ToolOCR機能を使う方法をご紹介していきたいと思います。

OCRとは?

OCRオーシーアールOptical Character Recognitionオプティカル キャラクタ レコグニション)は、画像内のテキストを自動的に検出し、コンピュータが認識できるテキストデータに変換する技術です。

jpgやpngの画像は普通、文字をテキストデータとしてコピーすることはできませんが、OCR機能を使うことで画像内の文字をコピーできるようになります。

SnippingToolの使い方

SnippingToolはWindowsボタンを押し、Snippingと入力し、エンターキーを押して起動してもいいですが、ショートカットキーが便利ですのでご紹介します。 Winキーを押し、sniと入力するとSnippingToolが起動できることを示した画像です

SnippngTool起動のショートカットキー

SnippingToolを起動するショートカットキーは2つあります。

1つ目はShift+Win+Sキーを押して起動。

2つ目はPrintScreenボタンを押すと起動できます。 ShiftWinSかPrintScreenキーを押すことでSnippingToolを起動することができることを示した画像です

筆者はShift+Win+Sキーを毎回使ってますが、お好きな方を使ってください。

スクリーンショットの撮り方

Snipping Tool上部のカメラマークとビデオカメラマークは画像を撮るか動画を撮るかを選択できます。

今回はOCRを使いたいのでカメラマーク(スクリーンショット)を選択しましょう。

カメラマーク(スクリーンショット

スクショを撮る範囲の設定

どこをスクショするかの選択肢には ・四角形 ・ウインドウ ・全画面表示 ・フリーフォーム というのがありますね。 SnippingToolの切り抜きモードの種類を表した画像です

四角形は矩形選択で、スクリーンショットを撮りたい部分をドラッグすると四角で囲まれた部分のスクリーンショットを撮ることができます。 SnippingToolの四角形選択で文字の部分のスクリーンショットの撮り方を示した画像です

ウインドウを選択していると、スクショを撮りたいウインドウをクリックするだけでスクリーンショットを撮ることができます。

全画面表示は押した時点で画面に映し出されてる映像をスクショすることができます。

フリーフォームは画面上のスクショを撮りたいところを囲うとフリーハンドでスクショを撮ることができます。

スクリーンショットが撮れましたらOCRを使ってみましょう。

SnippingToolでOCRを使うには?

ここまでやってみるとわかると思いますが、OCRのボタンはどこにもなかったと思います。

では、どこにあるのかというと、SnippingToolの通知を開くとボタンが表示され、使う事ができます。

一度通知を開いてプレビュー画面を出すと通知が表示されないことがありますので、そんな時は時計をクリックすると通知を表示することができます。

プレビュー画面上部の文字が書かれたみたいなマークのボタン(テキストアクションボタン)を押すことでOCR機能を使う事ができます。 SnippingToolのテキストアクションボタンを押し、OCR機能を使うことを示した画像です

文字がハイライトされ、テキストと同じ用にマウスをドラッグして選択し、コピーが可能になります。 SnippingToolのテキストアクションボタンを押すと画像の中のテキストを選択できるようになり、CtrlとCキーでコピー、CtrlとVキーで貼り付けができることを示した画像です

最後まで読んで頂きありがとうございました。