今日はGIMPで複数レイヤーを位置関係はそのままサイズだけを変更する方法書いてみました。
十数年ぐらい昔、Google先生に「GIMPで画像を一括で拡大縮小できるのか」を聞いた結果、GIMPではできないという結果だったのを覚えてる筆者のK06です。
どうもこんにちは!
今現在GIMP2.10.34を使ってる筆者ですが、複数レイヤーを位置関係はそのままサイズを変更する事が出来ましたので書き残しました。
結論を書くとGIMP2.8より追加された「レイヤーグループ」を使うと複数レイヤーを位置関係はそのままサイズを変更することが出来ます。
「レイヤーごとに拡大縮小するのはめんどくさい」、「レイヤーを分割したまま拡大縮小を一気にしたい」という方は是非お試しください。
レイヤーグループの作り拡大縮小したレイヤーを移動する
レイヤーグループを作るにはレイヤータブの中にカーソルを持ってきて右クリック→新しいレイヤーグループで作ることが出来ます。
レイヤータブの中にカーソルを持ってきて右クリック→Gキーでも同じ事が出来ますね。
サイズを変更したいレイヤー(今回は全てのレイヤー)をレイヤーグループの中にドラッグ&ドロップし、グループにします。
グループの中もレイヤーの並び替えが出来ますので、並び順にはご注意ください。
もし並び順が間違ってる時はレイヤーを左クリックで掴んで移動すると並び替え出来ます。
レイヤーが並んでるところの下のボタン()を使っても並び替え出来ますのでお好きな方でやってください。
これで準備は完了です。
レイヤーグループの拡大縮小
レイヤーグループを右クリック → レイヤーの拡大縮小をクリックします。
今回は3840x2160サイズを1920x1080に変更したいと思います。
その前に鎖マークが繋がってるかを確認してください。
鎖マークが切れてる場合は鎖マークをクリックすると繋がります。
鎖マークが繋がってると比率を維持したまま拡大縮小出来ますし、幅か高さどちらかを入力するだでいいです。
続いて幅に1920と入力し、品質をNoHaloに変更します。
NoHaloは画質の劣化が最小限に拡大縮小できるのでおすすめです。
設定がおわりましたら、拡大縮小ボタンを押しましょう。
するとレイヤーグループのいち関係は同じまま、サイズを縮小することができました。
続いて縮小して空いた余白を消します。
キャンパスサイズを画像にあわせる
レイヤーグループレイヤーを縮小したのでキャンパスとレイヤーのサイズの関係で隙間が空きましたね。
この余白を消すにはレイヤーグループを選択→画像→キャンパスをレイヤーに合わせるの順にクリックすると消えます。
これでレイヤーを全て残したまま画像を縮小することが出来ました。
最後に
今日はレイヤーを統合や切り抜きしないで、レイヤー情報を残したまま一括で縮小する方法を書いてみました。
ヒストグラムで明度を確認する時にもグループに入ってる全てのレイヤーをまとめて表示してくれるので便利ですね。
数枚の画像ならこの方法が一番簡単だと思いますので是非お試し下さい!
最後まで読んでいただきありがとうございます。