K06のBLOG

BlenderとInkscapeとDavinciResolveを使用する上での日記的なブログ

Inkscapeで居住者証明書交付請求書を作成する方法

Inkscapeで居住者証明書交付請求書を作成する方法 のサムネイル画像です

知らないと言う方も多くいらっしゃると思いますが、InkscapeはPDFの編集や書き出しもできます。

どうもこんにちは。PDFの書類を提出するときはいつもInkscapeを使っているK06です。

Inkscapeはイラスト作成ソフトだと思われてる節がありますが、実はPDFの編集から書き出しまで割とできるソフトウェアなんです。

それでいて無料なので、料金を気にする事もなく、ビジネスでPDFの書類を制作したり、プライベートでイラストを書いたりと、様々なことに利用できます。

なぜ居住者証明書交付請求書が必要になったかというと、皆様がいつもこのブログを読んで頂いてるお陰様で、Google adsenseを収益化できるようになり必要になったからです。

いつも読んでいただき、ありがとうございます!

そこで今回はInkscapeで居住者証明書交付請求書を作成する方法をご紹介したいと思います。

結論、Inkscapeで作った住者証明書交付請求書を税務署に持っていき後日郵送していただき、Google adsenseに提出したところ、無事に審査に通りました。

主に文字入力するだけですので、簡単ですので是非とも覚えておくと今後PDFの制作時に役立つと思います。

PDFを読み込む

まずは居住者証明書交付請求書のPDFを読み込みます。

現在最新のInkscapeのバージョンは1.3.2ですが、Windows11だとPDFの読み込みが遅い場合があります。

極端に読み込みが遅い場合は過去記事にPDFの読み込みが早くなる方法を書いてますので良ければ読んでください。

過去記事はこちらから読めます。

1.3.2の場合は居住者証明書交付請求書をInnkscapeにドラッグアンドドロップし、何も設定せずに読み込みボタンを押すと読み込む事ができます。 何もせずにそのままokボタンを押すと読み込めることを示した画像です

過去記事を読んで頂いて1.2.2を使ってる方はファイル→読み込みから居住者証明書交付請求書を読み込みます。(何故かWindows11ではドラッグアンドドロップでは読み込めないため)

デフォルトで出ているページを削除する

居住者証明書交付請求書を読み込むとデフォルトで出ている空のページと居住者証明書交付請求書が入ったページとで2つページがありますので、空の方を消します。

空のページを消すにはページツールを選択し、空のページをクリックした後、Deleteキーで消すことが出来ます。

文字入力はテキストツールから

文字を入力するときはテキストツールを使います。

例では氏名を入力します。

テキストツールを選択し、氏名の空欄をクリックします。 テキストツールを選択し、氏名の入力欄をクリックすることを示した画像です

続いて氏名を入力します。 テキストツールで氏名を入力することを示した画像です

入力が終わりましたら、選択ツールを選択し、書いた氏名をクリックし選択、Ctrlキーを押しながら矢印を引っ張ると縦横比を変えずにサイズを拡大縮小することが出来ます。 選択ツールを選択し、Ctrlを押しながらドラッグすることで拡大縮小ができることを示した画像です

テキストやオブジェクトの移動は文字を選択し、ドラッグすることで出来ます。

移動や拡大縮小で、氏名を枠内に適切なサイズで調整してください。

もっと位置をカッチリ定めたい場合は矩形ツールを選択し、枠の角にマウスカーソルを合わせるとスナップしますのでスナップしたところで適当に少しだけドラッグします。

ctrlを押しながらカラーパレットの色をクリックするとフィルの色を変更できますので

黒以外に変更しておくと作業しやすいでしょう。

続いて選択ツールに切り替え、矩形を選択すると矢印が出てくると思うので、スナップしてない方の角の矢印をドラッグし、枠の角に合わせます。

矩形を上部メニューのレイヤーを下に移動をクリックし、矩形をテキストより下に配置します。

次にShiftキーを押しながらテキスト→矩形の順に選択してください。

続いてShift+Ctrl+Aキーを押し、整列と配置ダイアログを表示します。

基準を最後を選択に設定し、列と行を中央に揃えるボタンをそれぞれ押すと、矩形の丁度真ん中に氏名が配置されたと思います。

この方法で記入するところを全て書き、整列し、最後に矩形をDeleteキーを押し、削除するときれいな居住者証明書交付請求書が作れたと思います。

チェックを入れる

チェックボックスにチェックを入れていきましょう。

まずはペンツールを選択します。

続いてチェックボックス内の左上当たりをクリックします。

続いてチェックボックス内側の下当たりをクリックし、チェックボックスのちょっと外側をクリックします。

できましたらエンターキーを押すか、右クリックするとチェックマークの完成です。 ペンツールを選択し、3点をクリックし、チェックマークを作り、右クリックでパスの編集を終わることを示した画像です

形が微妙だなと思ったらノードツールでチェックを選択し、出てきたハンドルをドラッグし、思うような形になおしましょう。 ノードツールでパスの微調整ができることを示した画像です

チェックの太さはShift+Ctrl+Fでフィルとストロークダイアログを出し、ストロークの太さを調整してください。

移動や拡大縮小はテキストツールと同様に選択し、矢印をドラッグすることで行なえます。

あとはパスをCtrl+Dで複製し、目的の場所に移動すると完了です。

pdfで書き出し

最後にpdfで書き出ししましょう。

できた居住者証明書交付請求書をクリックし、選択します。(テキストや枠ではなくて背景の白いところを選択してください。)

Ctrl+Shift+Eキーを押し、範囲を選択範囲に変更します。

続いて、名前の横のフォルダアイコンをクリックするとどこにどの拡張子で書き出すかを設定できます。

名前を変更し、拡張子はPDFを選択します。

次に書き出しボタンを押すと居住者証明書交付請求書は完成です。

後は同じものを2枚印刷し、お住まいの地域の税務署に身分証明書と一緒に持っていくか、封筒と84円切手と居住者証明書交付請求書を2枚封筒に入れて郵送すると返送してもらえます。

ということで今回はInkscapeで居住者証明書交付請求書を作成する方法を書きましたがうまく作れましたでしょうか?

実はもっと簡単で同じく無料でPDFを編集する方法があるんですが、まずは書類を作成し、Inkscapeに慣れておくとPDFの編集だけではなく多くのことができるようになると思いご紹介してみました。

PDFの作成だけではなく、イラストやサムネイル等もInkscapeで作れますので是非楽しみながら作ってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。