K06のBLOG

BlenderとInkscapeとDavinciResolveを使用する上での日記的なブログ

【Davinci Resolve】Backgroundから始まる意味【Fusion】

最初にバックグラウンド → マージとノードをつなげバックグラウンドのアルファを0にしてませんか?

そう教わったので、毎回何も考えずにバックグラウンド → マージとつないでから始めてる筆者のK06です。

教わった当初は最初のこの2つのノードが無駄に感じてました。

しかし、Fusionを使い込むうちにいろいろわかってきたので書き残しておきたいとおもいます。

というわけで今日は最初のバックグラウンド → マージの意味を説明します。

設定の間違いが起こりにくくする為

一番最初にバックグラウンドを入れ、透過する理由としては、設定の間違いを起こりにくくする効果があります。

例えばFusionにプロジェクト設定のタイムライン解像度を4K(3840x2160)に設定するとします。

そこに500×500pxの素材を突っ込んだとしたらどうでしょう?

プレビュー画面が500×500pxになりますよね・・・。

このまま書き出すと、500×500pxの画像を2160pxまで引き伸ばした動画になってしまいます。

そこで最初にバックグラウンドノードを入れ、アルファを0にするわけです。

バックグラウンドノードは、最初に入れるとプロジェクト設定の解像度に勝手になっています。

ですので間違いを起こりにくくする意味を込め、最初にバックグラウンドを入れ、インスペクタでアルファを0にする事でミスを減らす事ができると思います。

移動やアルファの設定だけをする余計なノードを足さなくて良くなる

続いてバックグラウンドからの「マージ」ノードですが、これにも意味がありました。

例えば、最初に素材(Median)をそのまま入れ、マージノードで他の素材と合成するとしましょう。

マージノードのインスペクタ設定は前景につないだノードをいじることができます。

そう、お気づきの通り最初に素材を突っ込むと一番最初に突っ込んだ素材をいじるのに、余計なノードを足さなないといけなくなります。 なのでFusionを使うときはおまじない程度にバックグラウンドのインスペクタでアルファを0にし、マージノードの後景に接続。

そのマージノードの前景に使いたい素材を置くようにすると、余計なノードを足さなくてすみますね。

この記事のまとめ

今日はDavinci ResolveのFusionで、バックグラウンドノードとマージノードを最初に入れて作業を始める意味についてご紹介しました。

バックグラウンド→マージを最初に入れる理由としては、設定の間違いを防ぐためと、余計なノードを省くのが目的だと思います。

その他にも「こういう意味があるよ」とか「間違えてるよ」等ありましたら教えていただけると幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!