以前、Youtubeに"Inkscape1.3がもたらす衝撃!? 「新機能」や「バグ」を大公開!"という動画をアップロードした筆者のK06です。
下記動画は、Inkscape1.3β(ベータ版)で説明しました。
今回は、1.3で新しいオブジェクトの複製する方法が増えましたのでご紹介します。
今回の記事を読むことでCtrl+Dを押すより早くオブジェクトを複製することが出来ますので是非読んでみてくださいね。
ドラッグしながらクローンの使い方
「ドラッグしながらクローンを作成」は単なる「複製」とは違う機能ですが、単なる複製機能として使えるのでご紹介します。
通常のクローンは前項にも書いた通りCtrl+Dキーです。
「ドラッグしながらクローンを作成」で複製するには、オブジェクトをクリックしたままドラッグし、置きたいところでスペースキーを押します。
するとスタンプのようにオブジェクトが複製されましたね。(スペースを押し続けると複製されまくるのでご注意ください)
Inkscape内の他のツールで例えるならばスプレーツールの簡易版と言った所でしょう。
Davinci ResolveのEdit画面で例えるとAltを押しながらクリップをドラッグすると複製するのと一緒の感覚です。
ここで紹介したショートカットキー一覧表
ショートカットキー名 | キー |
複製 | Ctrl+D |
コピー / ペースト | Ctrl+C / Ctrl+V |
スプレーツール | A |
複製と変換 | Shif+Alt+D |
ドラッグしながらクローンを作成の使い所
「ドラッグしながらクローンはどんな場面で使えるかということについて考えてました。
「コピー・アンド・ペースト」や「複製」より直感的にオブジェクトを複製することが出来ますので、筆者はそれらの代わりに使用する事になりそうです。
あと同じような方法としては「複製と変換」、「スプレーツール」等がありますね。
複製と変換は位置を決めてきれいに並べながら複製したい時に、スプレーツールはサイズや形、色などランダムにしたい時に使っていこうと考えてます。
という所で今回は終わります。
まだまだ使える新機能が搭載されてますので追って解説して行こうと思います。