古いパソコンを使うと起動速度が遅かったり、インストール出来るソフトが限られていたり、出来ることは限られてきます。
しかし、android端末と比べるとどうでしょうか?
16年前のパソコンと10年前のandroid端末を比べた場合、16年前のパソコンのほうができる事がかなり多い事に気づきます。
6年もの差があるのにも関わらずです。
それもパソコンだと最新のOSが使え、ネットに接続しても安全です。
型の古いandroid端末はroot化するか、限られた端末のみしか数年間に渡りOSをアップデートできません。
セキュリティ面でも比較的新しいandroid端末を使うより古いパソコンを使ったほうがいいと思います。
話は長くなりましたが最近16年前のノートパソコンを貰った筆者のK06が古いノートパソコンを割と快適に使う方法を書いてみました。
最新のOSをインストールする
筆者のように16年前のパソコンを使ってる人はあまりいないでしょうが、もし使っているとしたら気をつけてください。
Windows XP、Vista、7のサポートは終了しており、ネットに繋げて使うとセキュリティー的にアウトです。
なので筆者のノートには無料のOS、Linux(ZORIN 15 lite)を入れて使ってます。
この記事のタイトル通りの話でいえば筆者の16年前のノートパソコンにはPuppy Linuxをインストールしたほうがより快適なんですが、使用感とUIが微妙なのでZORINにした感じです。
探せばまだまだたくさんのOSがあるので探してみてください。
OSの選び方とインストール方法はまたいつか説明するかもしれません。
画像編集、イラスト作成、モデリングソフトが使える
古いといえどGIMP、INKSCAPE、BLENDER等の画像、3D編集ソフトを使う事ができます。
流石に16年前の古いパソコンでblenderを立ち上げモデリングし、アニメーションや物理演算は無理ですが、軽いモデリングぐらいは快適にできます。
もちろんfullHD(1920x1080)くらいの画像編集くらいなら軽くこなしてくれました。
また、ソフト全般に言えるのですが軽いOS(Linux)をインストールしてるとWindowsで同じソフトを使うより快適に動作するようになります。
古いパソコンには古いバージョンのソフトしかインストールできませんが、なかなか使えますよ。
まだ捨てるのはもったいないです。
スマホと連携して大画面で動画を見る
16年前のノートパソコンだと普通にブラウザを開き、YouTubeで動画を見ようとすると最低画質でもカクつきますよね
scrcpyというソフトを使いスマホをUSB接続すると大画面で動画を見ることができます。
パソコンはandroid端末の画面を映すだけなのでメモリ768MBのパソコンでも音が遅れて聞こえてきたりカクつくことはありません。
またいつか紹介しますが、シェルスクリプトを書くとスマホの画面を消灯したり、解像度を変更できたりします。
もちろんパソコンからスマホを操作できるのでかなり便利です。
余談ですが、スマホで一番電力消費が激しいのが画面を映し出すことなので、ノートパソコンをモニター化することで電池もちも発熱も少なくなります。
ですのでどちらの端末にも優しい設計ですね。
低スペlinuxでも割と快適なブラウザ
linuxには最初からFirefoxが入ってますが、cpu使用率が100%になりファンが全開で回転、さらには遅くて使うのをためらってました。
前項でご紹介しました「Scrcpy」を使えばスマホのスペックで動くためChromeでもfirefox でも問題なく動作しますが、操作感がスマホなものをタッチパッドやマウス操作するため、若干使いづらいです。
また、LinuxにはDilloという文字ベースの超軽量ブラウザもあるのですが、設定がめんどくさすぎて断念しました。
そこで探しに探した結果Aroraというブラウザが低スペpcでもキビキビ動いてくれ、カナリ使える印象でした。
ただ、古いブラウザなのでレイアウト崩れで使えないサイトがあったりしますが、情報を集めるのにはいいと思います。
Aroraで出来ないことはscrcpyでAndroidでダウンロードできる他のブラウザを使うしかないようです。
最後に
あとはいろんな方が書いているように
- スピーカーとして使う
- フォトフレームとして使う
- メディアサーバーとして使う
- CDやDVDプレイヤーとして使う
等が一般的ではないでしょうか?
ScrCpyと比較的新しいandroid 端末があれば割と何でもできるので是非お試しください。
SubleTextでブログを書きながらscrcpyで動画を見るくらいなら16年前のノートPCでも余裕でできます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!